うつが酷まると億劫になること第一位(私調べ)、お風呂。
入ってしまえばサッパリするとわかっていても、どうしても入れない日が続く…ということも多いですよね。
今回は双極性障害と診断されて5年以上経つ私が、入浴に関して日々行なっている工夫をご紹介します。
湯船→シャワーの順で入る
お風呂が億劫なときの”億劫さ”って、すごく漠然としていますよね。
細かく「お風呂のアレが嫌!」ってことはほぼない。ただ漠然と億劫。
そんな私が最近お風呂チャレンジを成功させている方法No.1が、「湯船から先に入る」です。
シャワーは億劫だけど服を脱いで湯船に入るだけならなんとか…という日があるので、まず湯船に入ってしまえばそのうちになんとなくシャワーも済ませるか…という気持ちになれたりします。
こんなふうに流れでお風呂を済ませられる工夫ができればお風呂チャレンジの成功率が上がりますよ!
入浴中の楽しみをつくる
これは王道の方法ではないでしょうか。
- 入浴剤やシャンプー・コンディショナーをお気に入りのものにする
- ドラッグストアなどで売っているシャンプーなどのお試しパックを買って日替わりで使う
- ちょっと高い入浴剤を買ってみる
- お風呂の時だけ観るドラマやアニメを決める
- お風呂に入れたら◯◯していい、などご褒美を決める
など試してみれば、ちょっとはお風呂が楽しみになるかも。
あれが楽しみだからお風呂に入るの頑張ろう!と思えたらラッキーですね。
お風呂でアイスを食べるのもいいかも?
脱衣所をあたためる
冬のお風呂は特に億劫。なぜかというと、脱衣所が寒いから。
こうした時など、なにかしら億劫な理由があるときは逆にチャンス。
思いつく理由を潰してしまえば「じゃあ入るか…」という気持ちになりやすくなります。
なぜか冬は脱衣所を暖めるだけでお風呂のハードルが下がる気がします。
お風呂が汚れないように工夫する
うつにとっては掃除も大敵。
毎回しっかりとお風呂掃除をして、時々は大規模な掃除をして…なんて習慣は無理ですよね。
シャンプーなどのボトルが床につかないようにしたり、防カビグッズを使用する、掃除用具は使いやすい簡単なものでシンプルにまとめるなど、少しでもお風呂掃除が楽になる工夫を取り入れましょう。
お風呂時間を少しでも楽しく
お風呂に入れないと、ドミノ式に外出ができず、気分が落ち込み、体が硬くなり……と悪いスパイラルに陥ってしまいます。
工夫を凝らしてお風呂に入るハードルを下げていきましょう。